弁護士の方へ
1、裁判中の治療の利点
2、集中治療プログラム
更正計画書の作成
初診からの期間、どのような治療をしてきたか、そこから何を学んだかを報告し、今後再犯をしないためにどのような治療を受け、自己努力していくかを宣誓する書類を作成します。
尿検査
尿検査を通院期間中に行い、違法薬物を使用していないことを証明します。
集中内観療法
(身近な人に)「してもらったこと」「して返したこと」「迷惑をかけたこと」の3つの質問について内観する精神修養です。1週間通いで行います。
個別精神療法
医師との一対一での診察を行います。
集団精神療法
依存対象を断ち続けるために同じ疾患を抱えた仲間たちで集まり、お互いに自分の治療状況を報告したり、現在の悩みを打ち明けたりします。
集団認知行動療法
認知行動療法に基づく当院のオリジナルの集団治療プログラムを行います。
読書療法
疾患に関する書籍を読み、知識を深めます。
条件反射制御法
欲求の起こらない新しい条件反射を身につけ、依存対象へ向かう条件反射を弱めます。
裁判傍聴
実際の裁判を見学することで予行練習ができ、本番をイメージしやすくなります。
就労移行訓練
就労を目指した訓練制度。就労移行支援、就労継続支援B型の3種類を、当院併設の専用施設「わくわくワーク大石」にて行っております。(詳しくは、わくわくワーク大石のホームページを参照ください。)
3、書類作成について
1、受診前意見書
4,000円(税込)
※なお、その際には上申書や報告書といった事件概要の詳細な情報があることが望ましいです。
2、受診証明書(簡易診断書)
4,000円(税込)
7,000円(税込)
- 尿検査の結果(保釈中に薬物を使用していないことを証明したい場合)
- 家族の治療参加の予約受付け結果について(再犯せずに社会生活を送るための環境が整っていることの証明として)
- 一部執行猶予等で出所した場合の治療受け入れについて
※裁判の5日前までには裁判所より診断書の提出を求められることが多く、裁判が直近にある場合には、できるだけ早く受診することが必要です。通常の予約が1ヶ月待ちでも、新患の予約がキャンセルになる事もありますので、キャンセル待ちで早めに診察を受けていただくことも可能です。週に数件キャンセルがでるため、待ち期間をかなり短縮できます。
3、診断書
8,000円(税込)
25,000円(税込)
①治療内容やその実績について
- 診断名とその根拠
- 問題行動の発症から現在までの経過
- 初診日からの通院日数や参加した治療プログラムの概要、尿検査結果
②その他クリニックが提供可能な支援について
- 自立支援適用の就労移行(わくわくワーク大石)の場の提供が可能であること
- 生活保護申請のサポートが可能であること
- 出所後の治療引き受けが可能であること
また、クリニック側が作成する診断書の他に、ご本人様が自身で作成する更生計画書や治療レポートを裁判に提出することが可能です。