30代 女性

元々ショッピングが好きで、クレジットカードでよく買い物をしていました。結婚し、夫の転勤で環境が大きく変わってから、買い物の頻度が増えたように感じます。知らない土地で友人もおらず、寂しさを紛らわすためだったと思います。一人でも、ショッピングをしている間は楽しい気分になれました。お店の人にチヤホヤされ、特別扱いされ、いい気分になってはまっていきました。しかし、よく考えると不要な物でも「今のうちに買っておこう」「すべての種類・タイプをそろえたい」と買ってしまっていました。カードは使った金額が分かりにくいこともあり、あっという間に限度額まで買ってしまいました。一時は後悔するのですが、しばらくすると何か買いたい気持ちが膨らんでいきます。そんなことを毎月繰り返し、さすがに夫から責められて大石クリニックの受診を決めました。

診察と週に一度の女性ミーティングに参加しています。驚いたことに、私以外にも買い物にハマっている人がいて安心したのを覚えています。ミーティングを通して、元々の生き方、考え方を変えていこうと努力しているところです。

本人が来たがらない場合

まずは対応を相談するためにご家族が受診してください。買い物依存症は家族とのコミュニケーション次第で問題行動は悪化も改善もします。本人との関係性が改善すれば治療に繋げる機会も増えるので今すぐご相談してください。