買い物依存症の症状
たとえばこんな症状があります。
- 店員から商品を勧められるとその気になって買ってしまう
- 服や装飾品など、良い物を身に着けていると自分が特別だと思える
- 部屋は購入した物であふれている、あるいは未開封のまま放置している
- 好きなコンテンツに関する物は全て揃えたくなってしまう
- 新商品や限定品、セール品と聞くと欲しくなる
- 今買わないと後悔すると思って買うものの、買った後には興味がなくなる
- 買い物していることを家族に知られたくないために届いた荷物は隠す
- 今回の支払いさえしのげれば何とかなると考え気軽に分割払いやリボ払いを選ぶ
- 借金返済中にも関わらず過度な買い物を続けている
買い物依存症といってもその病態は様々です。
軽症であればなんとか給料の中でやりくりできるかもしれませんが、そのうちにリボ払いの支払いが追い付かなくなり、周囲からお金を借りる、金融会社からお金を借りる、その数が増えて行きついに自己破産をする…と状況は悪化していく可能性があります。
経済的なひっ迫が続くと精神的にも追い詰められてしまい、自殺することまで考える方もいます。そのような末路を辿る前に、対策を立てる必要があります。買い物依存症は意思の問題ではありません。買い物をすることで得られる快感を脳が覚えてしまっているのです。また、もともとうつ傾向のある方や過活動期の双極性障害の方など、別の疾患が併存している場合もあります。